体重7カ月で30グラムしか増えず 大阪・城東の女児虐待(産経新聞)

 大阪市城東区で1歳4カ月の女児が虐待され、頭などに重傷を負った事件で、女児の体重が、昨年12月に入院するまでの約7カ月間で約30グラムしか増えていなかったことが23日、市こども相談センター(児童相談所)への取材で分かった。府警は父の三浦訓之(24)と母の理恵(24)の両容疑者が十分な栄養を与えず、育児を放棄していたとみており、同日、傷害容疑で2人を送検。当時の状況を詳しく調べている。

 児相によると、女児は昨年1月、体重約3千グラムで誕生。5月ごろ行われた3カ月健診では、理恵容疑者が育児不安を訴えたものの、体重約5670グラムと順調に成長していたという。

 しかし12月に大阪市旭区の病院を受診した際、体重が約5700グラムしかなく、約7カ月間で約30グラムしか増えていないことが判明。女児の頭は数カ所骨折していたほか、顔にはあざなどもあった。胸や足には過去に骨折した跡が見つかったという。

 理恵容疑者は逮捕前、児相に対し「ミルクの飲みが悪い」と説明したが、女児に病気は先天的な異常は見つからなかった。児相に保護された今年1月以降は体重も増え、順調に成長しているという。

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